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2013年8月11日

今川焼 (食品番号15005)

今川焼については前にも書いたんだけど。

食品成分表には備考として、「たい焼き、ともえ焼、小判焼等を含む。部分割合:皮2、あん1」と書いてある。餡の方が重たいだろうに、皮2に餡1って餡が少なすぎじゃない?と思って、近所のスーパーのフードコートで買って測ってみることにしました。

直径約7cm。重量は100グラム弱。
まず半分に割ってみる。

あれ?想像していたよりも皮が薄い・・・
これでは、皮1、餡3位なのではないか?と思いながら、皮から餡子をスプーンではぎ取って再び重量を計測。
半分で約25グラム。
ということは、餡子がぎっちり!と思ったけど、これで皮1:餡1の割合なんですね。だったらこんなにぎっちり入っていない普通の今川焼やたい焼きは、皮2:餡1で正しい気がしてきた。

成分表に載っている皮2:餡1で100g、222Kcal。ロールパン2個分ってところ。私が買ったのは餡子が多いのでカロリーも高そうだな。餡子だけのカロリーも書いておいてくれればいいのに。

2014/12/23追記:食品成分表の定義は「『今川焼』は、鶏卵、砂糖を混ぜ、水に溶かした膨剤、小麦粉を加えてこね、水を加えて混ぜ合わせた生地を、加熱した焼型に流し込んで、あんを入れ、別の焼型で後から焼き始めた生地とあんを挟むように合わせて、焼いたものである。鯛(たい)焼、巴(ともえ)焼、小判焼等の名で呼ばれる同類の製品がある」。
ふむ。察するに、「別の焼き型で後から焼き始めた生地と餡を挟むように合わせて焼く」の所がポイントらしい。この定義だと、人形焼も紅葉まんじゅうも、食品成分表的には「今川焼」なんだな。

2017/07/11追記:2015年版では、「・・・~焼いたものである。」 までの説明は同じなのだが、その後ろの説明が違っている。「地域によって、大判焼、小判焼、回転焼、二重焼、太鼓まんじゅう、ともえ焼、きんつば等の様々な呼び名がある。鯛(たい)焼も同類の製品である」。
きんつば!今川焼のことをきんつばとは言わんだろう!と画像検索してみると、普通のきんつばに混ざってところどころに今川焼風のものがある・・・北陸とか福島あたり。

そうか北陸。元祖きんつばの名残をとどめているという「けんつば」は富山県だったもんね。wikiのけんつばの写真で見る限り、「けんつば」はきんつばの一種で、「別の焼き型で後から焼き始めた生地と餡を挟むように合わせて」の今川焼とは異なるのだけど、普通のきんつばよりも小麦粉多めで、今川焼と混同されるのはわかる気がする。でも今川焼をきんつばとは呼ばないでほしい。混乱するから・・・。

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