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2015年2月11日

南部せんべい(食品番号:15051、15052)

小麦粉煎餅の最後を飾るのは、南部煎餅。なんで「巻煎餅」より後に来るのかね。よくわからないけどこういう順番になっている。15051はごま入りで、15052は落花生入り。

南部煎餅は知らない人いないと思うが、一応食品成分表の定義を書いておくと、「小麦粉と食塩を用いた生地を、ごま、落花生、くるみ等さまざまな材料とともに、焼き型に入れて焼いたものである。盛岡市を中心とする南部地方で造られたのが始まりで、この名がある。」
くるみは見たことないけど、胡麻と落花生がメジャーだよね。最近は「クッキータイプ」と言われるものもあって、こっちは卵とか入って瓦煎餅に近い。写真では下側に写っているのがクッキータイプのかぼちゃの種入り、です。

南部煎餅は、南部地方で作られてるから南部煎餅、という所まではみんなご存知でしょう。今ではスーパーでも買えるけど、私が子供の頃はお土産菓子だった。昔は蕎麦粉で作られていて、白いのと胡麻味しかなくて、あまり美味しいお土産ではなかった、とはAJ母の弁。今は素朴で美味しいお菓子だけどね。でも白いのはAJもあんまり好きじゃないな。

さて、南部地方で南部煎餅はわかった。が、「南部」は何の南か。東京からはちっとも南じゃないけど津軽よりは南、なんだろうと思っていたのだが、違った。
「南部」は人の苗字なんですね。南部氏。で、南部氏はどこの南部かというと、津軽の南ではなく、長野の南部なのだった!長野から国替えで今の南部地方に移って、そこが南部と言われるようになったのだそうだ。知らなかったー。
そして、津軽は南部からの独立で出来たのだそうで、津軽よりも南部の方が歴史が古いのね。従って津軽の南部、という考え方は成立しないのだった。知らなかったー。

甘くて贅沢な小麦粉煎餅の中にあって、素朴で質実剛健な感じが好ましい南部煎餅。クッキータイプに置き換えられてしまいませんように。

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